まもなく就任から1年を迎えるトランプ大統領だが、その政権内部の実情を暴露したとされる本『FIRE AND FURY』が全米で大ヒットしている。当のトランプ大統領は「あんなものは作り話だ。出版されること自体が恥ずかしい」と切り捨て、出版差し止めも求める中、当初の予定を前倒しして5日に発売された。
 本の中には「負けても世界一有名になれるから大統領選に出たとトランプ氏が言っていた」「予想外にトランプ氏の勝利が濃厚になるとメラニア夫人は勝利を望まず涙を流していた」「(娘の)イバンカ氏は将来大統領選の立候補を検討している」といった大統領選の混乱した内幕や、トランプ大統領とその家族の批判、ロシア疑惑について等が綴られている。