亀田3兄弟のいとこで「浪速の狂拳」こと亀田京之介が1月20日、「新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負 アフターストーリーSP」に出演、1月1日のデビュー戦でTKO負けしたことについて「あれ、おれじゃないですよ」と、相変わらずのビッグマウスで振り返った。

 京之介は、デビュー戦で木元紳之輔と1ラウンドから壮絶な打ち合いを繰り広げたが、終盤に強烈なフックを食らいふらつくと、2ラウンドで猛攻を浴びたところで試合を止められた。セコンドには元世界3階級王者の亀田興毅がついていたが、初戦でプロの厳しさを強烈に味わう結果となった。試合後には控え室で号泣する姿も放送された。

 この試合について、当日実況を務めた辻よしなりアナウンサーから質問を受けると「入場して、リング入ってから覚えてない。やったのはおれかもしれないですけど、自分を出せてなかったから、やったのは自分じゃない。(試合をしたのは)分身なんですよ。あれ、おれじゃないですよ」とケロリ。「(本当の京之介は)どこかで寝てたんじゃないですか」と笑いながら話した。

 この様子には出演していた興毅、同じく1月1日にアマチュアと5試合を戦った大毅は大ウケ。興毅は「意識が飛んでいて、足がぐにゃぐにゃでも倒れない。ダウンしてなかったから、頑張ったんじゃないですか」と評価しつつ、珍回答とも言えるビッグマウスぶりに「大丈夫ですかね。おもしろいやつだな」と、笑いが止まらなかった。

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