元ボクシング世界3階級王者の亀田興毅が1月20日、現役復帰戦については「5月ぐらいにできれば」と語り、対戦を希望する選手は2人いることを明かした。

 興毅は1月20日、「新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負 アフターストーリーSP」に、1月1日に試合を行った亀田大毅、亀田京之介、YouTuberのジョー・ブログと生出演。1日の試合当日は、自らマイクを握り「できるんであればもう1回リングに上がろうと、現役復帰しようと思います」と話していた。

 番組で辻よしなりアナウンサーから改めて現役復帰について質問を受けると「引退したことには何の後悔もない。5月7日にAbemaTVの企画で、日本のリングで戦えたのも思い出。ただ日が経つにつれて、ジョーにしても京之介にしても、新たなボクサーがデビューして頑張っていくのを見て、大毅の戦いも見て、最後にもう1回だけリングに上がれたらいいなと思った」と、身近な存在の姿にファイターとしての気持ちが再燃したという。

 再びプロのリングに上がるといっても、世界のベルトを目指すというものではないといい「これから世界王者なんて、現役の人たちに失礼」とした。また、対戦相手については「戦いたい相手は2人います。誰が何を言おうが、自分の中で納得できる試合でなければ、やる意味がない」と、意中の選手とのマッチメイクが、復帰への大きなカギとなることも説明した。

 トレーニングについては「軽くですが」再開しており、時期については「自分がこういう気持ちになったきっかけでもある、思い出の5月7日、あの近辺ぐらい、5月ぐらいにでもできれば」と、約3カ月半後を設定しているという。「引退してから、どういう練習をすればいいか、効率よく最短で、どれだけ強くなれるか」と、一度現役を離れてから学んだ練習方法を、自らの体で試していく方針だ。

 興毅は現役時代、WBA世界ライトフライ級、WBC世界フライ級、WBA世界バンタム級と3階級でベルトを奪取。2年前の2015年10月16日に、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで判定負けを喫し、引退していた。現役時代の成績は33勝(18KO)2敗。

(C)AbemaTV

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