21日、「第3回AKBグループドラフト会議」がTDCホールにて開催された。2015年5月以来の開催となった今回の会議。メンバーでなくファンの投票で指名候補生を決定する新しい試みとなり、6グループ15チームのキャプテンをはじめとするメンバーが、チームの未来を共に作ってくれる人材を獲得とようと集結。横山由依グループ総監督が「AKB48グループの飛躍を後押ししてくれるようなメンバを選んでいただきたい」と開会を宣言しスタートしました。
オーディションを経てドラフト候補生となり、会議に参加したのは、68名(前回47名)。まずは、全員で「会いたかった」「RIVER」を披露し、その後は、6グループに分かれて「#好きなんだ」「意外にマンゴー」などの楽曲で、厳しいレッスンの成果を見せようと精一杯のパフォーマンスをステージで見せると、各チームのメンバーたちは一緒にリズムを取ったり、微笑ましく頷いたりしながら見守った。
そして、いよいよ、運命の投票が開始。パフォーマンスを終えたことで一旦リラックスしていたものの、投票開始でまた緊張感が高まり、泣き出してしまう候補生もいる中、次々と指名された候補生の名前が呼ばれ、会場は歓声とどよめきに包まれた。
今回も、ドラフト名物の重複指名による抽選が会場を沸かせました。STU48キャプテン岡田奈々が、その強運で2度も抽選の末に交渉権獲得するなど絶好調。「(交渉権を得た候補生が)全員瀬戸内出身でありがたいです。一緒に頑張りたい」と、希望する人材を獲得できたと満足の様子。SKE48とNMB48は各チームが2巡目までの指名で終了する一方、最大6巡目までの指名をするチームもあるなど、それぞれ戦略が分かれたが、最終的には55名が指名を受ける結果に。指名を受けた候補者たちは、「指名していただいたチームの為に頑張りたい」「もうダメかと諦めかけていたので、死ぬ気で頑張りたい」など喜びと抱負を語った。
最後には指名を受けた候補生とメンバーがステージで一緒にパフォーマンスし、嬉し涙を流す候補生に対し、「新しい風を吹かせてほしい」と横山総監督が呼びかけた。今回のドラフト会議で指名を受けた候補生とは、今後、交渉および調整が行われ、最終的な決定とる。指名を受けた候補生は今夜SHOWROOMでお礼配信を行う予定だ。
また、ドラフト会議の最後には、今年で10回目を数えるAKB48選抜総選挙の開催地を募集することも発表された。応募要項は「数万人収容できるスペースがあること」「交通のアクセスと宿泊施設が数万人規模の観客に対応できること」「屋根があること」。詳細は追って公式サイトなどで発表されるという。
(C)AKS