パルコミュージアム(池袋パルコ・本館7階)では、2月9日から25日までの17日間、『くらもちふさこ・いくえみ綾 二人展「“あたしの好きな人”へ」』を開催する。

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 絶えず革新的な作品で読者を魅了し、2017年に『花に染む』で第21回手塚治虫マンガ大賞を受賞したことが記憶に新しい、漫画家・くらもちふさこ。そして、くらもちに憧れ漫画家を志し、話題のテレビドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系列・2017年4月~放送)の原作をはじめ数々のヒット作を世に送り出し続けている漫画家・いくえみ綾。

 多くのファンに支持され、常に少女漫画の第一線を走り続ける2人だが、原画展は長いキャリアの中で今回が初。本原画展は、互いに深い尊敬の念を抱いてきた両氏ならではの「二人展」となる。

 会場では、2人のこれまでのキャリアを語る上で欠かせない数々の作品の中から選りすぐりのカラー・モノクロ原画を中心に200点以上を展示。会場限定の図録や、オリジナルグッズの販売も行う。

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くらもちふさこ・いくえみ綾二人展「〝あたしの好きな人”へ」

■会期:2018年2月9日(金)~25日(日)

■場所:パルコミュージアム(池袋パルコ 本館7階) 10時~21時

※入場は30分前まで ※最終日は18時閉場 ※休館日2月21日(水)

■入場料:700円 学生600円

■主催:パルコ

■企画制作:パルコ/シュークリーム

■協力:集英社/幻冬舎コミックス・小学館・祥伝社・ホーム社

■Webサイト:http://www.parco-art.com

■公式Instagram:アカウント名 kuramochixikuemi

▼展示内容

 くらもちふさこ・いくえみ綾のデビュー当時の作品から、両氏の代表作と言える作品、最新作まで、200点を超えるカラー・モノクロ原画を展示。両氏の作品や読者に対して抱く気持ちの変遷とともに、美しい原画の数々を鑑賞可能。

 その他、少女漫画の枠を超えた多種多様なキャラクターやストーリーの特集コーナーや、互いの作品のお気に入りキャラクターをそれぞれが交換して描くメイキング映像の展示など、初めて世に出るものも多く、どの時代・どの作品に思い入れがある人が来ても楽しめる空間となっている。

▼展示作品イメージ

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▲『天然コケッコー(くらもちふさこ)』(画像左)・『バラ色の明日(いくえみ綾)』(画像右)

▼展覧会公式グッズ

 本展覧会の開催を記念して、会場限定で公式図録を販売(※期間限定オンライン販売予定あり)。デザインは、数々の書籍や漫画の装丁を手がける装丁家・グラフィックデザイナーの名久井直子さん。くらもちふさこ・いくえみ綾のときめき溢れる世界感をとじこめた、美しい画集のような1冊だ。

●公式図録  収録内容(全144ページ)

・展覧会に展示されているカラー・モノクロ原画約200点

・くらもちふさこ×いくえみ綾 1万字超え対談 など

 その他、展覧会ならではのアイテムとして、複製原画やオリジナルグッズを多数、販売。

●アイテム例

・複製原画、ポストカードセット、クリアファイル、卓上カレンダー、マスキングテープ など

【くらもちふさこ】

1972年、『別冊マーガレット』(集英社)にて「メガネちゃんのひとりごと」でデビュー。以後同誌を中心に多くの作品を発表。思春期の女の子の恋愛を独自の視点で繊細に描き、幅広い人気を得る。

1980年「いつもポケットにショパン」、続き1982年「いろはにこんぺいと」が大ヒット。1985年の「アンコールが3回」も「いつもポケットに~」と同様、音楽を題材にしている。1991年、3人の少女の日常を描いたオムニバスドラマ「チープスリル」を連載。1995年、『コーラス』(集英社)に、地方の村の中学校を舞台にした「天然コケッコー」を発表。1996年、同作で講談社漫画賞を受賞。2007年には渡辺あや脚本・山下敦弘監督により映画化される。

2010年より『コーラス』でスタートし、『ココハナ』(集英社)にて2016年に連載完結した「花に染む」で、2017年第21回手塚治虫マンガ大賞。現在『ココハナ』にて「とことこクエスト」を連載中。

他の代表作に「白いアイドル」「おしゃべり階段」「わずか一小節のラララ」「A-Girl」「東京のカサノバ」など。

【いくえみ綾】

1979年、『別冊マーガレット』(集英社)にて「マギー」でデビュー。

短編を得意とし、時代とマッチした感性の作品で、幅広い層の女性を中心に人気を得ている。その後、1988年「POPS」、1992年「I LOVE HER」とヒット作を生み、2000年「バラ色の明日」で第45回小学館漫画賞を受賞。

2004年より『クッキー』(集英社)にて「潔く柔く」を連載。同作は2009年、第33回講談社漫画賞少女部門を受賞する。

映像化も多く、 2017年『フィールヤング』(祥伝社)にて連載されていた「あなたのことはそれほど」がテレビドラマ化され話題になった他、2013年「潔く柔く」が、2018年「プリンシパル」が映画化(3月3日(土)公開)されている。

現在、『クッキー』にて「太陽が見ている(かもしれないから)」、『ココハナ』にて「G線上のあなたと私」、『フィールヤング』にて「そろえてちょうだい?」、『月刊バーズ』(幻冬舎コミックス)にて「私・空・あなた・私」、『月刊!スピリッツ』(小学館)にて「おやすみカラスまた来てね。」と5本を連載中。

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▲「花に染む」くらもちふさこ (画像左)・「潔く柔く」いくえみ綾(画像右)

(C)くらもちふさこ 集英社 (C)いくえみ綾 集英社

(ライター/non)

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