歌舞伎役者の片岡愛之助が、27日のアメブロにて19歳の頃の写真を公開した。1月2日から26日まで劇場歌舞伎座にて上演されていた「壽 初春大歌舞伎2018」にて、昼の部夜の部ともに一演目二役を務め上げた片岡。夜の部では更に、『勧進帳』という演目にも出演し、四天王の駿河次郎役を演じた。
片岡は、養父である片岡秀太郎の父、十三世片岡仁左衛門の部屋子として歌舞伎界に入り、9歳のとき、初代千代丸という名のもと京都の顔見世興行で披露された。19歳のときに十三世から「愛之助」を継ぐよう言われ、当時大阪の中座で上演だった『勧進帳』で六代目片岡愛之助を襲名し、駿河次郎役を演じた。
そのような経緯もあり片岡は、「僕にとっては、愛之助の名になったとても思い入れ深い お役です そこで、愛之助を襲名させていただいた時のお役、駿河次郎の、写真を」と19歳の頃の写真を載せ、現在45歳の写真と比較して、「若いなぁ」とコメントした。
また、夜の部『角力場』で演じた与五郎と放駒長吉の二役は、亡き13世が度々演じた二役でもあり、とても感慨深かったとのことであった。