女優の葵わかなが30日に自身のアメブロを更新。「藤岡てん」役でヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』の第17週目の放送を振り返った。
『わろてんか』は、吉本興業の創業者・吉本せい氏をモデルに、主人公・藤岡てん(葵わかな・新井美羽)が父・儀兵衛(遠藤憲一)から“笑い禁止”を言い渡されながらも風太(鈴木福)や青年・藤吉(松坂桃李)らと出会い、日本中に笑いを広める夢を叶えるために奮闘する物語。第17週では、脳卒中で倒れた藤吉が一命を取りとめるも、のちに容体が急変。てんに自分の思いを伝え、眠るように息を引き取るという展開だった。
「前だけ見てずっとずっと走ってたてんちゃんと藤吉さんが、ようやく立ち止まれて、お互いを見つめ合えた週でした」と総括した葵。演じながら「理想のお別れ」について考えたというが、「これだけ最期に話せたから、一緒にいれたから、と思っても、やっぱり別れは悲しいに決まってる。「理想のお別れ」なんてあるわけない!なんで離れなきゃいけないんだ~!!!」と撮影中に気持ちが揺れたことも明かした。
葵は「てんちゃんの悲しみが伝染して、私もとっても悲しい撮影週だった」とつづるも、「でも、一緒にやってきた人が居なくなってしまう時に、お互いに「寂しいね」ってなるのはやっぱり素敵」「そう思い合える現場になってよかったな」とコメント。
「北村笑店を守り育てていく事で、てんちゃんは今でも、いつまでも、藤吉さんと一緒にいることが出来るんです」「ここから、まだまだ成長していくてんちゃんと北村笑店。藤吉さんの思いを乗せて羽ばたいて行きますから!お楽しみに」とアピールし、「てんちゃんと藤吉さんと生まれたて隼ちゃんで」と3ショットを公開。「家族になれてよかったなぁ~」と締めくくった。
この投稿に「悲しかったね。泣きまくりでした」「藤吉ロスになりそう」など悲しみに暮れるコメントのほか、「てんちゃんが強く生きていくの楽しみにしてるよー」「これからも変わらず応援します!おてんちゃんの笑顔が大好きです」など今後の活躍を期待する声も寄せられている。