(DEADLIFT LOLITAの2人(前列)とアプガ(プロレス) 左からミウ、ヒナノ、ヒカリ、ラク)

アイドルとプロレスの同時進行で活動するアップアップガールズ(プロレス)が、新たな取り組みとして「十番勝負」をスタートさせた。

昨年8月にライブデビュー、今年1月4日にレスラーデビューを果たしたアプガ(プロレス)の4人。着々と試合キャリアを積む中、アイドルとしても経験を積むべく、イベント出演を「十番勝負」として、対バン=他流試合を挑むことになった。

その第1回は、ビアちゃんことレディビアードと“筋肉アイドル”才木玲佳のユニット・DEADLIFT LOLITAが主宰する「渋谷マッスルイリュージョン」(1月29日、ロフト9)。才木はアプガ(プロレス)同様に東京女子プロレスで活躍、1.4後楽園ホール大会ではアプガ(プロレス)がオープニングマッチ、才木がメインイベントを務めている。ビアちゃんもレスラーであり(初代KO-D10人タッグ王者)、ステージ上は全員アイドルでありながら全員レスラーという状態に。

トークとライブの2部構成で行なわれたこのイベント。トークにはまだ慣れておらず緊張しがちなアプガ(プロレス)の4人だったが、ビアちゃんと才木がうまくリード。メンバーで唯一、以前からプロレスが好きなヒカリはデスマッチ好きで、憧れのレスラーは葛西純、「好きなデスマッチアイテムは蛍光灯です」。いずれデスマッチもやってみたいという。

実はビアちゃんも香港でレスラーをしていた時代にハードコアマッチを経験。蛍光灯の痛さを力説する場面も。

またジャッキー・チェンの大ファンだというヒナノには、香港でスタントマンをしていた思い出を語るビアちゃん。ジャッキーのスタントチームのメンバーに指導を受けていたとのことで、いちいち話題が噛み合うのだった。ビアちゃん曰く、スタントマンは「怖いものが全然ない」という。ヒナノはプロレスにも「カンフーっぽい動きを取り入れてみたい」とか。

そんな中、才木からは「みんな仲はいいの? ほら、女性グループってよく......」と、自分も女性グループ(Cheer1)のメンバーであることを完全に差し置いた質問も。慌てて「ウチは大丈夫よ!」と否定した才木に暴露されたのが、ミウの遅刻癖。それも「笑い話にならないレベルで。本当に申し訳なかったです」(ミウ)とのこと。ちなみに現在は克服したそうだ。

メンバーの中で一番アイドルらしいというイメージのラクは電車好き。休日には行き先を決めずに電車に乗るというラクに、ビアちゃんは電車をイメージしたフィニッシャー(必殺技)を提案。才木からは「スピアーはどう?」というアドバイスもあり、今後の試合で使われるかもファン注目だ。

続いてのコーナーでは似顔絵対決も行なわれたのだが、今のアプガ(プロレス)は何をやらせても初々しさのカタマリ。十番勝負の中でどう成長していくかも楽しみだ。

またレスラーとしては、これまでグループ内でのタッグ対決だったが、2月3日の東京女子プロレス・練馬Coconeriホール大会で初めて先輩とのトリオ結成&対戦が実現。ラクとヒナノがシングル王者の山下実優と、ヒカリとミウが辰巳リカと組んでの6人タッグマッチだ。先輩の胸を借り、またアシストを得ることでリング上での闘いぶりも変わってくるはず。さらに3月25日のDDT両国国技館大会には、レディビアード、才木玲佳の参戦がアナウンスされている。

この「渋谷マッスルイリュージョン」はシリーズとしての開催で、次回は3月6日、ゲストには伊藤麻希とせのしすたぁ・まおが登場する。東京女子プロレスのリングで最も物議を醸しがちな“クビドル”伊藤と、「DDTの木曜The Night」(AbemaTV)でも番組破壊活動を展開したまお。このイベントがレポートできるかどうかは内容次第となる。

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