2月10日、AbemaTVの『芸能義塾大学』で「これさえ押さえればコミュ力の達人に！芸能界の“人見知り芸人”と上手く絡む交流術BEST5」が放送された。同番組は、弱肉強食の芸能界を生き残ってきた先輩芸能人が若手に生き残り術を伝授する番組。この日はフットボールアワー・岩尾望。生徒役は日比美思、関あいか、山地まり、Niki、今井華の5人だった。
岩尾は芸能界屈指の“人見知り”として知られるが、この日の収録のようにキレイな人が並ぶと緊張して話せなくなるのだという。ギリギリ話せるのが横澤夏子で、横澤がもう少しかわいかったら危なかったとのことだ。ガソリンスタンドも安くて店員と絡む必要のないセルフにしか行かないほど。
「芸人は、『ワーッ！』とやっている人がいても、普段は暗い人が多いです。人見知りがまったくない、という人は（明石家）さんまさんと（ピースの）綾部ぐらいじゃないですかね。皆、どこか盛っているというか、暗い。ナイナイの岡村隆史さんもそうですし、オードリー若林、バカリズム、有吉さんもそうです。
有吉さんは、フジテレビの生野陽子アナウンサーとパートナー散歩の番組をやっていますが、一時期生野さんが夕方のニュースキャスターになったんです。となれば、普通は別の人に担当は移りますが、有吉さんが人見知りで新たな人と接するのが邪魔くさいということで、ロケ時間が早朝になりました。有吉さんが（生野さんがいいと）直接言ったのかはわかりませんが」
岩尾によると、人見知り芸人が特に嫌うのは「挨拶の時に態度を使い分ける人」だという。これはスタジオの前の「前室」などでその他大勢の出演者とは適当に挨拶しているのに、大御所のMCクラスが来ると近くまで行き、しっかりと「私は○○と申します！」とやるのだという。
また、適当な挨拶をするのはいい方で、挨拶をしない人もいるという。そういった人は「挨拶しない子なのかな」と思うのだが、MCが入ってくるとしっかり挨拶するため「挨拶できる子なのにせえへんかったんや、と思う」と述べた。こうした扱いをされたことはしっかり覚えており、番組で「嫌いな芸能人」などを暴露させられる企画ではその人の名前を出すようだ。
オンエア上ではピー音がなり名前は伏せられるが、現場ではスタッフもほかの出演者もおり、彼らにインプットされるため悪い評判が広がるという。
また岩尾は「番組やトークライブではバンバン言いますよ。『口説かれた芸人いませんか？』とか女性タレントが聞かれることもありますよね。でも、そんなこと、たいしてないじゃないですか？ そういったときは電話番号を聞かれた程度の人の名前を軽く出すと思うんですよ。そういった感じで軽く名前を出されてしまうので、気を付けてください」と、この日の生徒たちに助言した。
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