RIZINのオフィシャルチャンネル「RIZIN CONFESSIONS」(YouTube)が配信された。番組では2017年12月29日、31日に開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』について選手自身が振り返り、その本音に迫っている。
矢地祐介と五味隆典のスペシャルワンマッチでは、激しい攻防の末、1ラウンドで矢部が三角絞めを極めて勝利を収めた。試合前の記者会見時から、矢地の握手を五味が拒否するといった一触即発の状態だったが、矢地は「あの『怖い五味さん』になって欲しかった」と、五味を焚きつけていた理由を明かす。
「怒ったときっていうか、そういうときの五味さん強かったじゃないですか」と語る矢地だったが「正直、今までの試合の中で1番ナーバスになってた」「『負けたらどうしよう』っていう風に思っちゃってた」とプレッシャーがあったことを告白した。
しかし、いざ試合となり五味が入場してくると、矢地は「『来た来た!』みたいに思ってました」と顔を輝かせる。「いちファンになってましたね」と語る矢地は「試合すんの忘れてたんじゃないですかね、このときは」とぶっちゃけていた。
立ち技で勝負を決めたかったという矢地は、締め技を使ったことについて「必死だったすね、このときは」と余裕がまったくなかったことを告白。試合後、五味から逆に激励の言葉を掛けたもらったという矢地は「本当にうれしかった。そんなこと言ってもらえると思ってなかったので」と顔をほころばせていた。