本国 韓国のみならず、世界のK-POP界を牽引するSMエンタテイメント。東方神起やEXOを擁するSMの最終兵器と名高いのがNCTだ。練習生の中から有望株を集めた“SM Rookies(SMルーキーズ)”からさらに選ばれた精鋭たちで、活動場所、活動曲ごとにユニットやメンバーを変えていくという“韓国初”の試みで、全世界、全方位のファン層をターゲットとしている。現在までにNCT 127、NCT U、NCT Dreamの3つのユニットが結成されている。今年3月には“NCT 2018”という大型プロジェクトを始動させることが発表された。
そんなHOTなグループNCTの中から、NCT 127が今春日本デビュー! 今回は、NCT 127の魅力をたっぷりとご紹介します。
現在17歳から23歳の9人で構成されるNCT 127。グループ名にある127とは、韓国・ソウルの経度で「ソウルをベースにグローバルに活躍する」という思いが込められている。それを証拠にメンバーの出身地は、韓国・日本・カナダ・アメリカ・中国と国際色豊か。全世界、語学の壁はほぼないといっていい。
彼らを表すキーワードの一つが“トリッキー”。サウンド、ダンスパフォーマンスからファッションに至るまで、その全てが奇抜かつおしゃれ。それゆえ、中毒性が高く、一度ハマるとその沼から抜け出すことが難しい。そんなNCT 127の魅力が前面に出されているのが、デビュー曲の『Fire Truck』だ。現在のSMサウンドを数多く手がけるイギリスのプロデュースチームLDN Noiseが作曲に参加したこの楽曲は、ヒップホップとトラップをベースに、ムーンバートンなどの様々なジャンルがミックスされた、いい意味で“摩訶不思議”なナンバー。振り付けにも、アクロバティックな動作やトリッキーな動きが多く、目でも楽しませてくれる。また、“フォーメーションダンス”の美しさやパワーにうっとりさせられる「Cherry Bomb」もオススメだ。足を大きく広げて踊る激しい振付は一度見たら目を奪われること間違いなしだ。
NCT127『Fire Truck』
NCT 127のもうひとつの魅力が、『個性あふれるメンバーたち』。リーダーのテヨンは、“NCT全体の顔”であり、NCT 127の絶対的エース。華やかなスターオーラを放つ彼だが、練習ではメンバーを引っ張るリーダーシップを見せる。また、バラエティでは予測不能なオーラ全開、というギャップもツボだ。
リーダーのテヨン
ジェヒョンは、スマートでハンサムで、すべてをさらりとこなしてしまう王⼦様男⼦。バラエティではユーモラスにふるまいつつ、“アイドル”であることを忘れていないところがすごい。最終的に、「やっぱりかっこいいよね!」と胸キュンさせるキャラクターだ。
王子様男子、ジェヒョン
英語がペラペラのカナダ系韓国人マークは、NCT中、唯一全てのユニットに所属している。ダンス、歌、作詞、ラップ、顔、性格、全ての偏差値が高めのパーフェクト男子。誠実で真面目な性格だが、突然天然ボケをカマしたり、ちょっぴり抜けた姿を見せたりするギャップで存在感を見せる。
パーフェクト男子のマーク
続いては、日本人メンバーのユウタ。17歳で事務所のオーディションに合格し、単身韓国に乗り込んだ努力家。社交的な性格でファンサービスもチーム一積極的。ハチャメチャに楽しむメンバーたちにツッコミを入れつつ自分もボケる、さすがのセンスの持ち主なので、今後日本のバラエティでも大活躍しそう。
センス抜群のユウタ
もうひとり、陽気で明るいNCTのムードメーカーといえば、シカゴ出身のジャニー。英語、韓国語だけでなくフランス語にまで精通しているほど語学力抜群。物怖じせずオープンマインドな彼は、いつでもどこでもしゃべる!しゃべる! トーク番組でも切込隊長的な役割を担う、バラエティにおけるつよ~い味方だ。
ムードメーカーのジャニー
リーダーをさりげなくサポートするドヨンもトーク上手。音楽番組のMCや単独でのバラエティ出演などソロ活動も活発だ。彼の魅力は、おっとりしたルックスからは想像できないそのクレバーさ。場の空気を読み、柔軟に対応する姿は頼もしい。
トーク上手のドヨン
チーム最年長のテイルは、デビュー前にドラマの挿入歌を単独で歌ったこともあるほどの美声の持ち主。おっとりしていて控えめなタイプだが、たま~に爆弾を投下したり、動物のものまねで周囲をぽかんとさせたりと予想不可能な言動で笑わせてくれる。メンバーにいじられることもしばしば。愛すべきお兄さんだ。
美声の持ち主、テイル
中国出身のウィンウィンは、ステージではアクロバティックなダンスを見せるキリッとした姿だが、普段はメンバーたちの癒しキャラのような存在。メンバー曰く、かなりの「マイペース」。自分の気分に応じて行動するが(その様子は、AbemaTV『NCT 127 Road to Japan』で是非チェックを!)、みんな可愛いから許しちゃう。
癒しキャラのウィンウィン
最後は末っ子のヘチャン。面白いことをいってメンバーに「おい!」と突っ込まれるのがお決まりの“ボケ担当”。年上メンバーを上手に転がす度胸の持ち主だ。今はまだ控えめにしているが、もし日本語がペラペラになったら、末恐ろしい才能を発揮するはず。バラエティ番組におけるリーサルウェポンと言えるだろう。
末っ子のヘチャン
4月2日からは、全国4箇所9公演で開催されるNCT 127 JAPAN Showcase Tour “chain”がスタート。日本でも旋風を起こしてくれるに違いない。
そんなNCT 127の素顔をたっぷりと知ることができるのが現在放送中のAbemaTVオリジナル番組「NCT 127 Road to Japan」。大好評にお応えし、第2弾企画がスタートした。「日本でやってみたいこと」をテーマにした前回と打って変わって、今回はNCT 127の過去・現在・未来をテーマにしたトークや、グループのルーツをたどる旅などを通じて、彼らのパーソナルな魅力に迫る。本格デビュー前に、ぜひチェックを!
テキスト:酒井美絵子
(C)AbemaTV