将棋の中学生棋士・藤井聡太五段(15)が2月14日、第49期新人王戦で古森悠太四段(22)との対局に勝利し、公式戦9連勝を飾った。3日後の2月17日には羽生善治竜王(47)との公式戦初対局を控えており、白星で自身に弾みをつけた。
![将棋・藤井聡太五段が9連勝 次戦は2月17日に羽生善治竜王と注目の公式戦初対局!](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/5/9/724w/img_59e3145ca8441084b5dc916becc1d395731608.jpg)
藤井五段の今年度の成績は2月14日時点で、65局して54勝11敗、勝率0.831。対局数、勝数、勝率、連勝(29=年度またぎ)と“部門四冠”をキープした。新人王戦は、26歳以下のタイトル戦未経験者などで行われる一般棋戦。ここ2年は増田康宏五段が連覇している。
この日はバレンタインデーということもあり、記者から藤井五段宛に大量のチョコレートが届いたことについて質問が飛ぶと「今まではまったく縁がないことでしたけれど、応援していただけることはありがたいと思っています。対局中にもチョコは持参していますので」とにこやかだった。
2月17日には、朝日杯将棋オープン戦準決勝で羽生竜王と対局する。対局についての質問には再び勝負師の顔に戻り「朝日杯の準決勝という舞台で羽生竜王と対戦できるというのは素晴らしいこと。自分の力を出し切れるように頑張りたいという風に思っています」と意気込みを語った。
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