「R‐18文学賞」を受賞し2012年に小説が発売されるや紀伊國屋書店スタッフによる「キノベス!2013」にランクインし、「ファスト風土」小説としてネット上でも話題騒然の山内マリコ・著「ここは退屈迎えに来て」を鮮烈に映画化。名匠・廣木隆一がメガホンをとる。
何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく戻ってきた主人公「私」を演じるのは、その透明感のある演技で日本映画界において確かな実力を高く評価される女優・橋本愛。さらに、元彼「椎名」を忘れられない「あたし」を演じるのは、若手実力派女優・門脇麦。青春時代にみんなが恋焦がれた、自らの退屈を埋めてくれるであろう「椎名くん」を、独特の色気と存在感を放つ人気急俳優・成田凌が演じる。