3月2日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』の3時間SPでは「この放送を見てそれでも売れない人は芸能界から足を洗った方がいい」としたうえで、「MCまで上り詰めた芸能界を生き抜くマル秘テクニック」をアンジャッシュ・渡部建が小倉優香、岡田結実、みちょぱこと池田美優、鈴木奈々の4人に伝えた。
![明石家さんまにハマるコツは「何か言われたらすぐに返す」 アンジャッシュ渡部が若手芸能人に助言](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/f/a/724w/img_fac58a181256b7e74bfe5d718db19495746977.jpg)
渡部といえば、グルメを始めとしたオールジャンルに強い芸人として知られているが、この日渡部は大御所MCの「トリセツ」を伝えた。MCに応じて対応を変えることにより、様々なタイプの大御所と阿吽の呼吸ができるようになるという。そのためには芸風を使い分けることが重要で、そうすれば「こいつ、アノ人の番組にしか出ていない」と思われずに済むという。
渡部は「さんまさん仕切りのトーク番組はとにかく瞬発力勝負」という説明をした。この「瞬発力」が初期の頃は分からなかったが、それを理解したために信頼関係を築けるようになったという。
「さんまさんに対しては、おもしろいことを言わなくちゃ! というのはいらないんです。何を言っても笑いにしてくれる魔法使いです。だから、さんまさんから何か言われたらすぐに返す。さんまさんは間を大事にするので、『なんか言わなきゃ…』というこの間が不要なんです。とにかく言われたことをすぐ返すのが大事。どんな悪い素材の野菜でも料理してくれますので、とにかく何でも渡すのが大事です。
以前、相方の児嶋(一哉)が麻雀をした時に、さんまさんから『お前何待ちや?』と聞かれ、『イースーチー待ちです』と答えたら『真面目やなぁ』と言われました。次に同じことを聞かれ『コアラのマーチです』と言ったら。『それそれ!』となるんですよ。とにかくなんでも返せばいい。クオリティ関係ない。絶対にまごつかない。とにかく返すのが大事です」
これには鈴木奈々も「どうやって話せばいいんだろう、と思っていたんですが、その必要はないんですね」と安心モードに。そして渡部はさらにこう助言した。
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「しゃべりが間違っていてもしゃべる。モジモジまごまごしない。何言おうか……、とかやっていたら振ってもらえなくなっていきます。『ペットボトルにまつわるエピソードある?』みたいなことを言われたら『ありません!』でもいいんです。テンポ良くしていき、とにかくぶつかっていくことが重要です。さらには『すいません、聞いていなかったです』でもOK。さんまさんは怒らないのでぶつかっていってもいい。おもしろいこと言おうってのは難しいんでね」
また、さんまは一つ気に入るとそのネタをやり続けるようで、鈴木がパラパラの動きをしながら「生きてる価値が見いだせない!」とやるネタもこれまでに100回ぐらいやっていると明かした。このネタ自体は、鈴木の元彼氏がパラパラやっていたために生まれたネタだ。
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