
3月2日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』の3時間スペシャルでは、24年間にわたって芸能界で生き残ってきたアンジャッシュ・渡部建が、大御所MCとの付き合い方を解説した。「所ジョージさんは若手にありがちなグイグイ行くキャラが苦手」という説明をしたが、これについては過去に訛りの強いおばあちゃんがいた時のエピソードを紹介した。

若手はその訛りがおもしろいと思ったら、その点についてグイグイ突っ込んでいきがちだが、所は「待て」とやるのだという。つまり、「焦るな(もっと自由に話してもらえばもっとおもしろくなる)」ということだ。ガツガツ行きがちな芸人よりも、所が好むのは「比較的関東の落ち着いた芸人」だそう。それこそ、さまぁ~ず、東MAX、アンジャッシュらがそうだが、渡部によると「大きくなるまで種をまき水をやる」タイプが所なのだとか。
また、所の名言も渡部は紹介した。それは「最近俺をCMでよく見かけるだろ。世の中の景気が良くなった証拠だ」というもの。これは、「所ジョージほどの大御所にお金を払える時代になった」という意味があるのだそう。

所は、共演者にプレゼントをすることでも知られ、ときには豪華なバッグなどももらえる。これらは実費で作っているオリジナル商品で、実業家の顔も持っている。渡部によると所の全収入のうちテレビの収入は2~3割に過ぎず、別の収入が多数あるそうだ。
「景気の良い時代からずっとテレビに出ているから資産はえげつない。もう稼がないでいいぐらい持っている」(渡部)というほどだという。
(C)AbemaTV
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