3月10日(土)より公開となる「教団X」で知られる芥川賞作家・中村文則による美しくも切ない傑作同名小説を映画化した『去年の冬、きみと別れ』は、全ての人が罠にハマる、予測不能なサスペンス。
 主演の岩田剛典(三代目J Soul Brothers、EXILE)は、普段の柔らかな笑顔を封印し、不可解な事件の真実に挑む執念の記者・耶雲恭介役を熱演している。そんな耶雲の婚約者であり、耶雲と対峙する事件の容疑者で天才カメラマンの木原坂(斎藤工)の標的にされる百合子を演じたのは山本美月。美しき優しい婚約者であり、物語を大きく展開させる重要なキャラクターだ。「監督の厳しさに応えれば新しい自分が見える気がする」と話す山本に、映画への想いを聞いてきた。