『VS那須川天心 -那須川天心挑戦者決定トーナメント-』(AbemaTV)が放送された。“神童”“キックボクシング史上最高の天才”と評される那須川天心に密着取材を敢行、その素顔に迫っている。
天心は現在、1月にオープンした松戸市にある「TEPPEN GYM」でトレーニングを積んでいる。父親の弘幸氏が代表を務めているが、天心は弘幸氏について「父親でもあり、トレーナーでもあり、普通の家族ではないですよね」と語る。
5歳で空手をはじめた天心は、小学4年生で全国制覇、5年生では世界大会で優勝を果たし、6年生になるとキックボクサーに転向。「空手と合わせると200戦以上はやってます」とのことで、土~日曜日で連戦するなど毎週にように試合をしていたそうだ。そんな天心だが“神童”と呼ばれることについて問われると「あんまり意識してないですけどね、こないだまで(神童の)意味が分からなかったです」と、ほとんど気にしていない様子。
「あんまり他人に興味がない」と語る天心だが、会いたい人物がいるか? と問われると「唯一思うのは、サッカーの本田圭佑選手」と明かす。「あの人は“自分”を持ってるじゃないですか」と語る天心は「ああいう人ってなかなかいないと思います。そういう人は素晴らしい」と評していた。
ジムでは子どもたちや練習生への指導に当たっている天心。彼を“神”と崇拝する子どもたちは「憧れです。スゴいじゃ済まないですもう! やべーなみたいな」と、目を輝かせる。しかし天心は、自分自身へのキャッチコピーを求められると「“19歳のガキ”じゃないすか?」と、どこまでも自然体だった。
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