AbemaTV(アベマTV)のAbemaSPECIALチャンネルにて、新レギュラー番組『ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~』を3月31日夜11時から放送開始することが決定した。
2017年5月にAbemaTVの開局1周年を記念して放送された、WBA世界ライトフライ級王者、WBC世界フライ級王者、WBA世界バンタム級王者と、日本人初の3階級制覇を果たした、元プロボクサーの亀田興毅が、1夜限りでリングに復活した特別番組『亀田興毅に勝ったら1000万円』では、数々のメディアで取り上げられるなど大きな話題を生み出した。
また1月1日に続編として放送された特別番組『亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円』では、亀田興毅の活躍に感銘を受けた弟の亀田大毅が、一念発起し、10時間にわたり繰り広げた熱い戦いの模様を生放送。その番組内にて亀田興毅が発表した「現役復帰」宣言のもと、最後の引退試合までの全てに迫る本番組のレギュラー放送が決定した。
3月31日夜11時からの初回放送内では、“現役復帰試合”にして最後の“引退試合”の対戦相手を発表するほか、トレーニングの始動の模様など亀田興毅に完全密着。引退してなまった身体をイチから鍛え上げるべく、さまざまな刺客によるスパルタトレーニングや亀田興毅との対戦を噂されたトップボクサーたちやボクシングの域を越えた様々な格闘家たちとのトレーニングなどを予定。引退試合に向けて行うさまざまなトレーニング風景に密着していく。
また24日夜11時からは、亀田興毅が2015年に現役を引退した理由や背景を振り返る事前特番も放送。「日本中を敵にまわして引退した」と明かす亀田興毅の半生が明らかに。
さらに番組テーマ曲には、ロックバンド・UVERworldが昨年8月にリリースしたアルバム『TYCOON』に収録されている楽曲 『PRAYING RUN』が決定。亀田興毅の“現役復帰”までを盛大に盛り上げる。
「日本で引退したい」「子供に戦う姿を見せたい」「オヤジ・史郎に恩返しがしたい」など、ボクシングの域を越えて「格闘家」として最強を目指す亀田興毅の“現役復帰試合”にして最後の“引退試合”までの軌跡を追いかける密着レギュラー番組『ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~』をお楽しみに。
■亀田興毅 コメント全文
良いにしろ、悪いにしろ、日本中を騒がせたボクサーの最後の終わり方というのが、アメリカのシカゴでひと知れず引退していくというのは、ちょっとなぁという気持ちがあった。華々しくデビューしたのであれば、華々しく引退していけと。そういう舞台や機会があればいいなと、引退した時にちょっとは思っていた。
日本で出来ないのであれば、受け入れるしかないから、じゃあもう引退しようと思っていた。引退して、悔いはなかったけど、でももしもう一回引退試合が出来るとするのであれば、日本で出来ていたら良かったな、というくらいふんわりとした気持ちが、どこかにあって。ずっとそれが残っていた中、去年『亀田興毅に買ったら1000万円』があって、その時形は違えど日本のリングに上がれて、それがすごい嬉しくて。やっぱり俺はボクサーなんやと感じました。
一つは自分のけじめであり、一つはボクシング界のために。最後日本の地でファンの前で、亀田興毅の戦いというものを見てもらいたい。これが亀田興毅やでって。結局自分の場合は、口で何喋ろうが、何をしようが、リングで戦う姿でしか証明出来ないんですよ、ボクサーやから。それをちゃんと見てもらって、これが俺やと。
あとは子供3人が『亀田興毅に買ったら1000万円』を見たときに、すごい興奮して、次の日からヒーローですよ!言うたら、戦隊もののヒーローショー見に行ったようなものですよ、子供からしたら。リングの上でバーンって戦ってて、バーンって倒れたりとか、「うわ、すごい!それやってんのが自分のお父さんや!かっこいい!」って次の日から「パパすごいね!」ってなって。次は本物の、自分がずーっとやってきた、人生かけてやってきたボクシングを、次はヘッドギアも何もない、ほんまの真剣勝負の戦いを「これをやってきたんやで、お前たち見とけよ」という姿を見せたいという気持ちもある。色んな思いがあるんです、この日1日に対して。
(C)AbemaTV