『VS那須川天心 -那須川天心挑戦者決定トーナメント-』(AbemaTV)が放送された。“神童”“キックボクシング史上最高の天才”と評される那須川天心に密着取材を敢行、その素顔に迫っている。
番組冒頭から病院を訪れる天心。去年、一昨年と2年続けて年間9試合という驚異的な試合をこなし、現在プロ23戦23勝という成績を残している天心だが、今年の2月「KNOCK OUT FIRST IMPACT」でスアキム・シットソートーテーウとの激戦の末勝利を収めた際に左足を痛めてしまう。診断結果は左足中指の骨折と軽い捻挫というものだった。
「疲労骨折なので軽いとは言われたんですけど」と語る天心は「練習はできる範囲で。やることはたくさんあるので」と早くも復帰への意欲を見せる。「いままでこういう試合後で怪我をしたことがあまりなくて」と振り返えり「初めてですね、こんなにダメージがデカいのは」と苦笑した。
この怪我について天心は「ちゃんとステップ踏めるようになるくらいは3週間くらいって言われて、そこから完治するまで3週間」と具体的に回復スケジュールを明かす。左足の捻挫は何度もしているという天心は「左足全部が弱くなってるらしくて」と、度重なる試合によるダメージの蓄積があることも告白した。
「TEPPEN GYM」に戻り父親の那須川弘幸氏に怪我の報告をする天心。弘幸氏からも「しっかり治して、大事にして」と釘を刺された天心は、暫くは回復に努めることを余儀なくされそうだ。
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