法務省が14日から、オウム真理教の一連の事件を巡って死刑が確定した13人のうち7人を東京拘置所から全国各地の拘置所に移送を始めた。麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら数人については引き続き東京拘置所に収容されるという。一連の裁判が今年1月に終結していること、移送先の拘置所にはいずれも死刑を執行する施設が設置されていることから、刑の執行が近いのではないかとの見方も浮上している。
一方、父の口から真相を語ってほしいという思いから、長年にわたって東京拘置所に治療や面会を求めてきたのが、松本死刑囚の3女・松本麗華さんだ。今回の移送開始の報道を受け、死刑囚の娘としての複雑な感情をTwitterに綴っている。