
中日ドラゴンズ、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を歴任し、1月4日にすい臓がんで亡くなった星野仙一さんのお別れの会が19日、東京港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。
会場には王貞治さん(77)、東北楽天ゴールデンイーグルス会長兼球団オーナーの三木谷浩史氏(53)ら野球界をはじめ各界から約3000人が訪れ、星野さんとの別れを惜しんだ。祭壇には3球団で監督を務めた時の写真も飾られた。

三木谷氏は「これからもファンはゴールデンイーグルスの試合を見るたびに、星野さんのことを思い出すでしょう。天国からも楽天イーグルスにゲキを飛ばしてください。そして最後に(星野さんの背番号)77番は、大切に楽天イーグルスの永久の宝物として取っておくということを報告させてもらって、私の弔辞とさせていただきます。本当にありがとうございました」と、星野さんが監督時代につけた背番号「77」を球団初の永久欠番にすることを伝えた。
そして、萬田久子(59)や舘ひろし(67)、とんねるずの石橋貴明(56)など生前に星野さんと親交のあった多くの芸能人も参列。

東北楽天ゴールデンイーグルスの応援大使を務め、星野さんとともに東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の復興に尽力してきたお笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人は「楽天だけじゃなくてね、野球界のことを考えて色々やってくれてたので。その気持ちというかスピリットは受け継がれてみんなやってくれると思うので、安心してくださいという言葉を贈りたいです」(富澤たけし)、「球場に来ている東北の人たちの笑顔だったり、涙だったりというのは本当に星野さんのおかげだったのかなと思います」(伊達みきお)と言葉を贈った。
28日には大阪市内でもお別れの会が開かれるという。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

