映画『曇天に笑う』(全国公開中)の初日舞台挨拶が3月21日、都内で行われ、主演の福士蒼汰をはじめ、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、本広克行監督が登壇。福士ら豪華キャスト陣がステージでダンスを披露し、会場を沸かせた。

唐々煙(からからけむり)原作による人気コミックを映画化した同作。明治初頭の滋賀県大津を舞台に、国の平和を守ることを生業とする“曇天三兄弟”を中心とした強く美しい男たちが、それぞれの運命に挑むアクションエンターテイメントだ。

古川率いる「犲」メンバーが、サカナクションの手がける主題歌「陽炎」に合わせてキレキレのダンスを披露するWEB動画『曇天ダンス~D.D~』も話題を呼んでいる。大学時代、ダンスサークルの代表を務めていたという古川は、自身のソロパートで振り付けにも挑戦した。

古川は初日舞台挨拶で「ソロパートがあるということを撮影の前々日ぐらいに聞いて急遽振り付けを考えて撮影したんですけど。軍服の衣装はブーツを履いているので、重くて大変でした」と苦労話を明かした。さらに、舞台挨拶では福士、中山、若山の“曇天三兄弟”も「犲」メンバーの出演者と共に“曇天ダンス”を披露。会場は黄色い歓声に包まれた。

福士はダンスを終えると、「いやー!緊張した。めちゃめちゃ緊張した!」と達成感たっぷりにコメント。「大丈夫でした?」と客席に問いかけると拍手が巻き起こり、安堵の表情を浮かべた。中山はMCから「冒頭間違えてました?」とツッコまれ、「入口が全然わからなくなって。本職やのにどうしようと思いながら」とタジタジになる一幕も。

なお、福士はトークセッションで「この春新しく始めたいこと」を問われると、「コアマッスルを鍛えたい」と返答。「アクション映画でも、動きのキレとかが全然違ってくるので。腹筋を鍛えたいと思っています」と意気込んだ。
MCから「本作でもすごい背筋見せていたじゃないですか。コアマッスルあるんじゃないですか?」と聞かれた福士は「ね、脱いでいましたね。恥ずかしかった」と照れ笑い。続けて「内側の見えない筋肉をどんどん鍛えていこうと」と話し、さらなる肉体強化に意欲を燃やしていた。






テキスト・写真:水野梨香
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