3月23日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』では、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、「収録中に困ったら若手芸人に助けを求めろ！」という技を若手女性芸能人5人に伝えた。5人は中川知香、日比美思、山地まり、Niki、菊地亜美だ。
ひな壇トークなどで困った場合は救いの手を伸べてくれる人がいると安心できるが、こうした存在は岩井によると「もっとも立場が低い若手芸人」なのだという。
「芸人は、自分が絡んでいたらおもしろくしたいと思う生き物で、笑いに繋げてくれるのが特徴。ターゲットは番組で一番地位の低い若手芸人にする。中堅や先輩に絡んで変なことになると『オレの先輩に何やってるんだ！』となります。MCに絡んで成立しなかったときは、ほかに助けてくれる芸人がいないので……。
MCの人は芸人ではないタレントに対して『どうにかしてやりたい』というのはあまりないんですが、地位の低い芸人に絡んでいけば、たとえそこがうまく行かなくても、MCの芸人からするとその地位の低い芸人は後輩になるので、どうにかしてやりたい、と思います。後輩芸人に絡むことでMCが笑いに変えてくれるという、二段構えになっているのです」（岩井）
そんな岩井だが、女性タレントで変な絡み方をしてきた人もいたと明かす。トークの時に「だから岩井さんはモテないんですよ！」と言われたというのだ。
「モテるわけでもないですが、別に普段からモテないこともないんです。モテるために笑いを生み出しているわけでもないのに、なんで（あなたからは）そのベクトルの指摘が出たの？ と言ってしまい変な感じになったことがあります。その時はMCが助けてくれたんですが」（岩井）
菊地亜美はその若手芸人にも失礼だと語ったが、岩井によるとそれは仕方のないことで、それよりも「上の立場の芸人に変な絡み方をすると、その人より下全部に嫌われる」という恐ろしい掟も述べた。とにかく若い女性芸能人が生き残るには「地位が最も低い芸人」を見極めることが大切だという。
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