
(DDT両国大会に参戦する沙希様、世志琥様、アズサ・クリスティ)
タレントであり、DDTでプロレスラーとしても活躍する赤井沙希に、Abema格闘TIMESではレギュラーでインタビュー企画を掲載することになった。DDTに関連する(かもしれない)疑問や質問、お悩みについて赤井に聞いていくが、内容しだいでは赤井とは別人の、東京女子プロレスのタッグ王者でもあるNEO美威獅鬼軍の沙希様に答えていただく可能性も。今回はヤンキー、不良をテーマに語ってもらった。
(聞き手・橋本宗洋)
――最近、気になったことがありまして。某Iさんという方なんですが「ヤンキーが苦手だ」と。「中学の時にヤンキーに呼び出されておしっこ漏らしたことがある」とまで言ってたんですが、克服法ってありそうですか?
赤井 私は学生時代、ヤンキーとも仲が良かったし、マンガ描いてるような子とも仲が良かったんですよ。「マンガおもろいやん、続き読ましてや」って言ってたんですけど……向こうは怖かったですかね?
――可能性はありますね(笑)。
赤井 そうなんや。そのガッチリオタクの子は、幼稚園の頃からの付き合いなんですよ。
――少なくとも赤井さんに怖がらせてるつもりはないと。
赤井 私にもオタクの部分はありますし。やっぱりいろんな問題が、人を見た目で判断することから起きてる気がしますね。
――不良っぽい服装で言葉の使い方もガラが悪かったとしても、それは人間性とは関係ない?
赤井 そう思います。不良って全然、怖くないですよ。普通の見た目の人で、メチャクチャ狂ってる人だっていますし。
――DDTにはそっちが多そうですね(笑)。
赤井 不良って基本、熱い人が多いんですよ。仲間を大事にしますし。上下関係とかもきっちりしてますよ。もしイチャモンつけられたら、どっちが筋通ってるか言ってやればいいですよ。おびえる必要はない。そこは体育会もヤンキー界も一緒ですよ。
――体育会といえば、不良の格闘技とかもありますね。
赤井 だから結局、マジメに練習してるんですよね。それよりも普通のサラリーマンっぽい人が格闘技やってるほうが、何してくるか分からない怖さがありますよ、こっちからしたら。
――こっち(笑)。
赤井 私はどっち側なんや……。でも可愛いです、不良は。もちろん、中には筋が通らない人もいるでしょうけど。
――むしろそのタイプが嫌ですね。
赤井 あ~。でも筋が通らないタイプっていうのは不良ですらないんじゃないですか。
――不良じゃないとすると、何ていう存在ですか。
赤井 チンピラですね。そういうのは相手しなくていいです。そして不良は話が分かるんで、怖がらなくて大丈夫。
――赤井さんのご友人、沙希様率いるNEO美威獅鬼軍にも世志琥様が加入しましたよね(3.25DDT両国大会に参戦)。シードリングの世志琥選手はかなりアウトレイジだったようですけど……。
赤井 世志琥様と世志琥選手は別人みたいですよ。ちょっとそこは沙希様に聞いておくので、それも記事にしておいてください。
【沙希様の回答】
赤井さんから聞いたけれど、うちの世志琥様が不良ってどういうこと? 世志琥様は私の幼なじみで戦友、社交界の人間なのよ。しかも恥ずかしがり屋さんなんだから余計なデマを広めないでちょうだい。
そもそも不良って何かしら? 少なくともフランスの社交界には見当たらないわね。文字通り「できが悪い」ということなら、それは東京女子プロレスの選手たちやボンクラ(甲田哲也代表)のことじゃなくって? そんなことより皆様、3月25日は両国国技館に私たちNEO美威獅鬼軍のお試合を見に来てくださるんでしょうね。お待ちしておりますわ。それじゃ、ごめんあそばせ。


