俳優・市原隼人が、現役復帰を決めたボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅に「やるからには今まで以上のものを見せてもらいたい」と熱いメッセージを送った。

 市原は3月24日に放送されたAbemaTV「2周年記念企画 ラスト亀田興毅~最後の現役復帰#0~UVERworldと対談」でナレーションを担当。番組の最後には自ら出演し、現役時にはリングアナも務めたほど親交が深い亀田へ、激励の言葉を語った。

 昨年5月に行われた「亀田興毅に勝ったら1000万円」企画で、最後に「ボクシング最高!」と叫んだ亀田を、市原はすぐそばで見ていた。「興毅はボクシングに育てられたといっても過言じゃないくらい、ボクシング以外のことを知らない。そこでしか生きることができない寂しさとか切なさも背負っている人間です」と、少年時代からボクシング一筋で生きてきた元世界王者の心情を代弁した。「本当に優しい人間なんで、優しすぎて損するんじゃないかと心配になるぐらい。孤独も背負って責任感もあって。なかなかそういう人はいない。何があっても応援したい」と、全面的なバックアップを誓った。

 長い期間、近い距離で見てきたからこそ、現役復帰の過酷さもよく分かる。「すごい大変だと思います。絶対何かしらの後押しがあってやっていることだと思いますし。何かを守らなきゃいけなかったりとか、何かを目指すことでもう一度何かをつかみたいとか。いろんな気持ちがあってやることだと思いますが、体力が本当に心配」と正直な思いを口にした。「亀田興毅に勝ったら1000万円」企画の際も、試合後に控え室で足をけいれんさせていた姿を見ていたという。

 2年以上のブランクがあってもなお挑戦する亀田について「怖いと思いますよ。それ以上に何かをつかみたい時期なんじゃないですかね」と考えた。「興毅にとって何かの転機なのかもしれないし。周りがその気持ちをキャッチしにいくのが優しさなんじゃないかなと。その思いを応えようとする気持ちを精いっぱい見届けるのが、今回の試合なのかな」。ボクシングでしか生きられない男が、無理を押してでも見せようとする生き様を、市原は1秒たりとも見逃さず、目に焼き付ける思いでいる。

(C)AbemaTV


▶3/31 23:00~ 2周年記念企画 ラスト亀田興毅#1~現役復帰の対戦相手生発表&淳に復帰理由語る

2周年記念企画 ラスト亀田興毅#1~現役復帰の対戦相手生発表&淳に復帰理由語る | AbemaTV(アベマTV)
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出演者は、亀田興毅、【対談ゲスト】、田村淳(ロン…です。