総務省「家計調査」を見てみると、2015年の単身世帯のペット関連支出(※)は35~59歳の男性でひと月あたり1万434円だった。それに対し、同年代の女性は2万8249円と、男性の約2.7倍も支出している。
その後、2016年の「家計調査」でも同年代の男性はひと月あたり1万7015円、女性は3万2154円と約1.9倍の差があり、女性は男性よりもペットに多くお金をかけていることが分かる。一時は差が狭まったが、2017年最新の「家計調査」には、男性の平均が下がり5743円、女性が4万696円と差は約7倍に。なぜ、今ペットにお金をかける女性たちが増えているのだろうか。
(SHELLYに代わり、大久保佳代子がお留守番MCとして登場)
今回の『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、産休中の番組MC・SHELLYに代わり、オアシズの大久保佳代子が“お留守番MC”として登場。「ワンニャンLOVEが止まらない」をテーマに、犬や猫が大好きな女性たちの本音に迫った。
“パコ美”と名付けた犬を飼っているMCの大久保。「『犬のきもち』のカバーガールになったことがあるの」と興奮気味に語り、「本当に犬が可愛くて、犬中心の生活になっている」と話した。
大久保の話を聞いた、働くアラサー女性のためのニュースサイト「ウートピ」編集長の鈴木円香さんは「私は言葉が通じないもの全般に興味がもてない」と本音を告白。大久保は「そういう人もいますよね。あまりこっち側(ペット好き)の“いいでしょ”っていう価値観を押し付けるのは違うと思う」と鈴木さんの意見を肯定した。
(「ウートピ」編集長の鈴木円香さん)
当初は“育犬ノイローゼ”に? オアシズ大久保、一人暮らしで犬を飼う苦労語る
実際に、大久保も犬を飼い始めた当初は育児ノイローゼならぬ“育犬ノイローゼ”になったという。大久保は、犬を飼い始めたときのことを振り返り「まだ小さいからうんちの量が多くて。8時間留守にして家に戻るとゲージのなかでうんちを踏んで転がったりして、うんちまみれになっていて」と説明。仕事から疲れて帰宅したあとに、糞まみれになった犬の身体を拭き、ゲージを綺麗にして……と、世話に時間がかかり、睡眠不足になってしまった経験を告白した。
また、番組で「ペットを飼うことで結婚が遠のくのでは」という話題が出ると、大久保はこれに同意。「(ペットがいると)寂しくないし、必然的に夕方に帰らないといけない。それまで誰かとご飯をしていたのがまっすぐ家に帰るようになって、泊まりもできない」と話し、犬を飼ってからライフスタイルが変わったことを明かした。
飼い始めは苦労した大久保だったが、今ではすっかり犬中心の生活に。鈴木さんが「すごく好きな人ができたときに悩まない? グレードが変わったりはしない?」と質問すると、大久保は「私はもうパコ美ちゃんと2年いるのでそこは変わらないですね」と返答。さらに「犬とワンセットでもらってくださいって思っている」と話し、ペットは連れ子と同じような感覚であると話した。
※編集部注)記事内における35~59歳の単身世帯の「ペット関連費」は総務省の「家計調査」内「ペットフード」「他の愛玩動物・同用品」「動物病院代」「他の愛玩動物関連サービス」の合計。2018年3月25日調べ。
(AbemaTV/『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より)
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(ライター/小林リズム)