開幕ローテーション入りを期待されている横浜DeNAの若手投手がオープン戦最終戦に揃って登板した。先発の飯塚悟史とドラフト1位左腕・東克樹が好投を見せる中、熊原健人は大乱調。明暗が分かれる結果となった。
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浜口遥大と今永昇太が左肩の違和感、ウィーランドが右ひじの違和感で開幕に出遅れる2018年の横浜DeNA。昨年2ケタ勝利をあげた3投手が不在というピンチの中、若い投手陣に期待がかかっている。
3月25日に行なわれた西武とのオープン戦で先発を務めたのは、4年目の飯塚。初回に連打を許したものの、後続を抑え無失点で切り抜けると、3回2/3を3安打無失点に抑える好投を見せた。これでオープン戦3試合に登板し、14回2/3を1失点。ラミレス監督は名言こそ避けたが、開幕ローテーション入り当確と言える活躍を見せた。
すでにローテーション入りが内定している、期待のドラ1左腕・東は6番手として登板した。150キロ近い速球にチェンジアップも交え、1安打されたものの3つのアウトはすべて内野ゴロ。1回無失点と安定したピッチングに、AbemaTVで解説していた齊藤明雄氏も「自分のボールをしっかりコントロールできていた」と太鼓判を押した。
一方、こちらも開幕ローテーション入りを目指している熊原は、1死しか取れず6失点と大乱調。オープン戦はここまで3試合に先発し好投を見せていた熊原だったが、この日は3番手として登板するといきなり4者連続で四球を与え押し出しで失点。その後もタイムリーヒット、タイムリーツーベースを浴び1/3回で2安打4四球6失点とまさかのピッチングとなってしまった。
主力ピッチャーの3人が帰ってくるまでの間をいかにしのげるかが、まずは今シーズンの横浜DeNAの大きなテーマ。若手投手たちがチャンスをものにできるか、注目だ。