横浜DeNAは25日、西武との本拠地でのオープン戦後に、JR桜木町駅前広場で「出陣式」を実施。大勢のファンを前に、アレックス・ラミレス監督が30日に本拠地で行われる開幕戦のオーダーを発表した。
![横浜DeNA・ラミレス監督が開幕オーダー発表 リードオフマン・桑原に「年間200安打」を厳命](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/724w/img_b87abb23235ef8f428840e67acfb24fe1229269.jpg)
(キーマンの指名に力強く抱負を語る桑原)
昨シーズン、19年ぶりの日本一を逃した要因に「盗塁の少なさ」と「バントの失敗」を挙げるラミレス監督は、20年ぶりの悲願・日本一に向け、「スモール・ベースボール」を標榜。そのキーマンであるリードオフマンの桑原に、ファンの前で「年間200安打」を課した。
200安打を厳命された桑原は「監督からは以前、そのような話をしていただいた。毎試合塁に出て、チームを引っ張っていけるよう頑張りたい」と、抱負を語った。
すると桑原の決意にファンが拍手喝采した直後、マイクを握った2番の大和は「桑原が塁に出れば、僕の仕事はたくさんある。とにかく桑原に塁に出てもらって、しっかり仕事ができるように頑張りたい」と、笑いを誘った。
その他にも、3番筒香、4番ロペス、5番宮崎のクリーンナップを紹介したラミレス監督は「3人で300打点、85本塁打、打率3割」と話すなど、各選手に対する期待を示すと同時に、ファンとの約束となる目標設定も忘れなかった。
オープン戦が終わって8勝5敗。「状態は良い」とオープン戦での手応えを掴んだラミレス監督は、「チームとしては70%程度の完成度にある。開幕が楽しみ」と、来る開幕に向けて力強く前を向いた。
発表された開幕オーダーは以下の通り――
1番(センター)桑原将志
2番(ショート)大和
3番(レフト)筒香嘉智
4番(ファースト)ロペス
5番(サード)宮崎敏郎
6番(キャッチ―)戸柱恭孝
7番(ライト)神里和毅
8番(ピッチャー)石田健大
9番(セカンド)倉本寿彦