NHK大河ドラマ『西郷どん』の主演を務める俳優の鈴木亮平が、25日に自身のアメブロを更新。同日に放送された『西郷どん』12話の内容を振り返り、こぼれ話をつづった。
第12話「運の強き姫君」では、江戸に来て2年が経ち、ようやく篤姫(北川景子)の将軍家への輿入れが正式に決まる。しかし、将軍・家定(又吉直樹)が病弱であるため子どもを授かることができないことに加え、慶喜(松田翔太)を次期将軍にするための重責を担っていることを父親の島津斉彬(渡辺謙)から明かされる。その知らせに篤姫は、「お父上のためなら、篤は喜んで不幸になります」「お父上の娘になれただけで、篤は幸せでございました」と思いを伝える。しかしその夜、篤姫は吉之助にだけ秘めた胸の内を吐露するという内容だった。
「今宵は篤姫様のお覚悟に胸を打たれました」とつづり、篤姫姿の北川との2ショットを公開した鈴木。「幸せとは、なんでしょうね」と自問し、「まだ公方様にお会いしてもいない篤姫様ですから、お輿入れなされたあとは、篤姫様なりの幸せを見つけて欲しい」と願いをつづった。
続けて、第12話では自らが演じる西郷吉之助が、他藩の重役接待のため裸踊りを披露したことに触れ、「実はあれは「からいも節」と言う薩摩の伝統的な踊りで、現在鹿児島で踊られている「おはら節」の元となった踊りだそうです」と真面目に説明。しかしすぐに「ウソです」と告白し、「日本舞踊の先生と相談して、「こんな宴会芸ありそう」という感じでその場で作らせていただきました」と舞台裏を明かした。
鈴木は「そんな細かいアイディアをみんなで出し合っている『西郷どん』、これからも楽しんで観ていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、「来週は、西郷どんの特番が放送されます。こちらも、見てくいやったもんせ!!」とアピールして締めくくった。
この投稿に「今日の篤姫の覚悟には胸が締め付けられ、涙が止まりませんでした」「篤姫様の言葉のひとつひとつが深く心に残りました」など、鈴木と同じく篤姫に感動したというコメントのほか、「もう鈴木亮平さんが西郷さんにしか見えない」「来週のスペシャルも、めちゃくちゃ楽しみです!」「来週早くこないかな!!」など、次回の放送を待ち望むコメントも多数寄せられている。