守備の名手として知られる横浜DeNAの大和内野手(30)が3月30日、移籍後初となる打球処理でまさかのエラーを犯した。
横浜DeNA対ヤクルトの開幕戦で、今季からFAで横浜DeNAに加入した大和は2番ショートで先発出場。初回、ヤクルトの先頭打者山田哲人の打席でいきなり打球がショートに飛んだ。打球は平凡なゴロに見えたが、守備での期待が大きい大和がまさかのファンブル。大和は一塁に送球できず、山田に出塁を許してしまった。
AbemaTVの中継で解説を務める齊藤明雄氏は「ちょっとバウンドを合わせ損なったかな。動きが硬かったですよね」と移籍後初プレーならではの硬さがあったと指摘。また、横浜スタジアムは今季から人工芝を全面張り替えしていることにも触れ、「新しい人工芝になったじゃないですか。まだ芝の中に油がついてるんです。ボールがスリップしてくるんですよ。だから今のように2バウンド目、3バウンド目でもボールが走ってくる」と難しさを語った。
なお、横浜DeNAは雨での試合中止が2試合あったこともあり、本拠地横浜スタジアムでのオープン戦を1試合しか行えていない。このエラーをきっかけに満塁となると、先発・石田は阪口にタイムリーツーベースヒットを許すなど、苦しい立ち上がりとなった。
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