
29日、読売新聞夕刊に掲載された「辞令書 インスタ映え?」という記事が話題になっている。記事によると、人事異動が多い年度替わりの時期を迎え、Instagramに勤務先の“辞令書”の画像が誰でも見られる状態で多数投稿されているという。投稿された辞令書には「3月から福岡の店舗に転勤」「心機一転 頑張ろうと思います」などのコメントも投稿されていたようだ。
30日放送の『けやきヒルズ』(AbemaTV)では、このニュースを紹介。キャスターを務める柴田阿弥が新社会人・社会人にメッセージをおくった。
まず、辞令をネットにあげる人がいることについて「SNS全盛である以上、『言わなくてもわかる』は甘い」と指摘。続けて、「例えば、社員が会社に不満を持っていて『言わなくてもわかるでしょ』と考えていても経営陣にはわからない。だから、(辞令をネットに上げないよう)教育しなきゃいけない」と考えを述べる。
また、「そもそも辞令書はインスタ映えするのか」という疑問をあげつつ、「SNSで大きく見せたい、ハッピーに見せたい気持ちはわかる。ただ、“盛りがち”な人は実際にはあまり成し遂げないてない人が多いように思える。本当に何かを成し遂げた人や自分が頑張ったことというのは、自分の心の中にあるもの。誰かに何かを言われなくても、私は自分が頑張ったことは誇りに思っています。つまり、インスタやFacebookでネット世界や仮想の“いいね”を集めるよりも、現実世界でたくさん“いいね”を集められるような社会人に私はなってほしい」と熱い思いを語った。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

