『VS那須川天心 -那須川天心挑戦者決定トーナメント-』(AbemaTV)が放送された。
那須川天心の挑戦者候補のもとを訪れるため、熊本県人吉市へ向かったスタッフ。そこで待ち受けていたのは“火の国ファイター”池上颯瑠(いけがみそうる)だった。
地元・熊本の格闘大会を主戦場に暴れまわる颯瑠は、キックボクシングでは12戦11勝、MMAでも5戦4勝の高い勝率を誇る。13歳から格闘技をはじめたそうだが、過去には暴行や窃盗などの不良行為を繰り返して捕まったこともあるという。
そんな颯瑠が通う総合格闘技ジムの会長は、不良少年を集めてプロボクサーを育成するという一世を風靡した企画「ガチンコ・ファイトクラブ」の4期生・小谷伸也氏。颯瑠が中学生の頃に小谷の試合に足を運だことが、同ジムの門を叩くきっかけになったそうだ。
はじめは「こいつら倒すのおもしろそうだな」と同門に挑んだという颯瑠だったが、あえなくボコボコにされてしまったとのこと。その悔しさから「倒すまでは負けられない」と、徐々に格闘技にのめり込むようになっていったんだとか。
「天心を喰えば名前が上がるじゃないですか、倒せる自信もあるし」と言ってのけた颯瑠は「喧嘩もしてきたし、ボクシングもキックボクシングも総合も、ナメてるわけじゃないですけど、真剣にやってきたんで、どのルールがきても勝てる」と闘志を燃やしていた。