先週行われた佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問。大阪地検特捜部は今後、佐川氏本人から任意で聴取する方針のようだ。
 3月31日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』に出演した著述家の菅野完氏は「笑止千万。真っ先に尊ばれるべきなのは佐川さんの人権、その次に僕らが優先しなければいけないのは、なぜ国会が1年にわたって空転したのか。公文書改ざんという、近代国家の恥としか言いようがないことがなぜ行われたのかを明らかにしなければいけなかった。ただ佐川さんはご自分の再就職のために証言を拒否された。それは当然のことではあるが、今後のことを考えると、今回の証人喚問は茶番としか言いようがない」と厳しく批判する。