ヒット請負人・佐渡島庸平が描く“最強コンテンツ”漫画の未来像 2018/04/08 23:00 拡大する 世界に誇る日本の漫画文化。しかし近年、紙媒体の衰退、表現規制や海賊版サイト問題などを背景に、コミック市場全体の販売額も年々減少。危機的状況に陥っている。 そんな中にあって、昨年8月の発売以来、累計250万部という大ヒットを記録、今なお売れ続けているのが『君たちはどう生きるか』(原作・吉野源三郎、漫画・羽賀翔一)だ。オリコンランキングでは11週連続総合1位を獲得している。 この大ヒットの仕掛け人のひとりこそ、"出版業界では知らない人はいない"と言われる佐渡島庸平氏(38)だ。講談社の編集者として『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』などの超人気漫画を世に送り出し、退職後は作家のためのエージェント会社「コルク」を設立、代表取締役を務めている。 続きを読む