現役復帰に向けてトレーニング中の、ボクシング元3階級王者の亀田興毅(31)が、1試合限りの復帰戦まであと1カ月という中、新たな刺激を体に与えるべく「EXILEトレ」を敢行した。

 4月7日に放送されたAbemaTVのドキュメンタリー番組「ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~」で、7人組のダンス&ボーカルユニット「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバー、数原龍友(25)とともにジムに向かい、普段からEXILEのメンバーが取り組んでいるトレーニングに挑戦。過酷なサーキットトレーニングに「しんどい…」と言いつつも、心拍数を200に迫る194まで自らを追い込み「根性だけでやってきたんで」と、周囲の度肝を抜いた。

 慣れ親しんだボクサーの動きとは違い、走る、飛ぶ、持ち上げるなど、全身を次々と使うサーキットトレーニングは、自ら「元祖ビックマウスですから」と語る亀田にとっても、かなりきつかった。数原が「ライブがリングみたいなものなんで」と語るように、激しく歌って踊るために鍛えるトレーニングのつらさは、亀田の想像を超えていた。それでも、さらに上を行くのが「浪速乃闘拳」だ。一般人が1回でもやれば吐き気を催すようなトレーニングを全力で行い、終了直後には倒れこみながらも笑顔を見せた。

 心拍数200は、20代のアスリートがかなりの強度で追い込んで、やっと到達する数字。31歳の亀田がそこまでの数字を出すには、苦しさをねじふせる強靭な精神力が必要だ。普段、数原らを指導するトレーナーからも「メンタル、根性がこんなにすごいとは思わなかった。さすがトップアスリート」と絶賛された。

 ただ復帰するだけでなく、人生最高の状態まで仕上げることを目指している亀田。プロ初黒星を喫した因縁の相手、ポンサクレック・ウォンジョンカム(40)との対戦は5月5日の後楽園ホールに決まっている。亀田家伝統の根性に、人気ユニットを鍛え上げた最新トレーニングが掛け合わされば、リベンジ成功には大きく前進する。

(C)AbemaTV

▶4/14 23:00~ 2周年記念企画 ラスト亀田興毅#3~フィリピン武者修行&パッキャオ12億円豪邸へ

2周年記念企画 ラスト亀田興毅#3~フィリピン武者修行&パッキャオ12億円豪邸へ | AbemaTV(アベマTV)
2周年記念企画 ラスト亀田興毅#3~フィリピン武者修行&パッキャオ12億円豪邸へ | AbemaTV(アベマTV)
出演者は、亀田興毅、マニー・パッキャオ、亀田京之…です。