7日『VS那須川天心 -那須川天心挑戦者決定トーナメント-』(AbemaTV)が放送された。
天心との対戦相手を決めるトーナメント参加希望者に会うため、スタッフが向かったのは総合格闘技の試合会場。そこにいたのは元女子プロボクシング世界三階級制覇王者であり、現在は総合格闘技に転向したライカだった。
初の女性挑戦者にスタッフが驚いていると、ライカは「誰でもやりますよ」と気を吐く。女子プロボクシングの黎明期である2000年にデビューし、2002年に初代女子フェザー級王者、さらにS・ライト級、ライト級の世界王者となり三階級制覇を達成した“レジェンド”は4年前、38歳にして総合格闘家へと転身。最近では破竹の7連勝と、MMAにおいても非凡な才能を見せている。
今回の挑戦理由について、「挑戦できるものは挑戦していきたいっていうスタイルなんで」と明かし「闘いがすべてっていうか、自分自身の生き様」と語るライカ。しかし、トレーニング先「TRIBE TOKYO MMA」の会長・長南亮氏は「(那須川と闘ったら)一発で死んでしまうと思うんですよね、普通にやったら」と厳しい見解で「(挑戦するのは)アホですね、本当にそう思います」と辛辣だ。
さらに「本人は60歳くらいまでやるつもりだから、ここでトドメを刺してあきらめてもらいたい」と、無尽蔵の闘争心を持つライカに半ば呆れている様子。そんな長南氏は、天心について「自分とかでは語れない次元ですね」「今までそういう人は見たことなかった、日本人で。凄いなとしか思わないですね」と手放しで称賛した。