多くの芸能人も参加に名乗りを上げた一大スペクタクル、1億円を賭けた人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。4月15日夜10時、AbemaTVでは「先着ムチャぶり地獄」と題した東京予選・前半の模様が放送され、ここで早くもミラクルが起こった。その立役者はボクシング・元WBC世界フライ級王者の内藤大助だ。
先着ムチャぶり地獄は、8つのゲートから時間差で出されるお題をクリアできれば予選通過。お題は文字通りムチャぶりなものばかりだが、いくつか告知済みのものもあり、参加者の中には事前に知り得たお題に注力するものも少なくなかった。
「せっかく来たんだからチャレンジしたくてね。何やろうか迷っていたら声かけていただいたんです」。内藤大助は、「ピタリ300キロ体重計」に照準を絞ったグループと共に登壇。ラストを任された内藤は4人で合計236キロ、つまり残り64キロの状態で体重計に乗ることとなった。
この残り体重を確認すると、内藤は自身の体重のみでは足りないと判断。仲間の脱いだ靴4つを持つことで微調整をすると、見事に体重計はピタリ300キロを示したのであった。 さすがは現役時代、グラム単位で体重を管理していた元プロボクサー。拍手喝采の中、内藤は声をかけてくれたグループと肩を組みながら予選通過を喜んだ。
番組MCを務める極楽とんぼ・加藤浩次の要望で靴4つを持たない状態で再度体重計に乗ると、数値は「298キロ」。さらに周囲はどよめいたが、内藤は「チームワークです」と謙虚な姿勢を崩さなかった。
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