横浜DeNAのルーキー東克樹が19日、対巨人5回戦でプロ2勝目を挙げた。東は前回登板の巨人戦でプロ初勝利を挙げており、初勝利からの「連勝」。これは横浜DeNAのルーキーとしては2015年の石田健大(2連勝)、2016年の今永昇太(5連勝)、2017年の浜口遥大(2連勝)に続く4年連続となった。
お立ち台に上がった東はスタンドを埋め尽くしたファンからの声援に「本拠地で勝つということはこれだけすごいことなんだ」と応え、横浜スタジアムでの勝利を噛みしめていた。先制タイムリーを放った宮崎、8回に東の後を受け見事な火消しを見せたパットン投手とともに登壇したヒーロインタビューの内容は以下の通り。
(宮崎)
―1回、四球とヒットでチャンスが回ってきました。どんな気持ちで打席に入りましたか?
みんながつないでくれたんで、なんとか先に1点という気持ちで打席に入りました。
―打ったボールは難しいカーブでした。ライト前に飛んだときはどんな気持ちでしたか?
落ちてくれと思って走ってました。
―そこから打線がつながって一気にルーキーの東投手を援護する形になりました。
先に取って楽にしてあげたかったので良かったと思います。
―週末、神宮で戦いが待っています。
また連勝できるように、チームに貢献できるように、頑張っていきたいと思います。
(パットン)
―ランナーが二塁一塁という状況で出番が回ってきました。まずどんな気持ちでマウンドに立ちましたか。
マウンドに上がった時は自信をもって行こうと思っていました。まずしっかりストライクを取ることに集中して、それでいい結果が出たので良かったと思います。
―ルーキーの東投手が見事なピッチングを見せていて、気持ちも入ったんじゃないですか。
そうですね、ルーキーで非常にいい仕事をしていたので、しっかりバックアップ、サポートできればと思っていました。そして勝利を積み上げればという思いでマウンドに上がっていたので、その役割を果たせて良かったです。
(東)
―この大歓声、いかがですか。
本拠地で勝つということは、これだけすごいことなんだと思いました。
―プロ初勝利が巨人戦で、プロ2勝目もまた巨人戦となりました。
相手はどこであれ、チームの勝利に貢献できたことは良かったと思います。
―7回1/3でマウンドを降りました。ピンチでリリーフに後を託す形になりましたが、ベンチでどのように見ていましたか。
パットンが必死に投げているのを見て、自分もゼロに抑えてくれることを必死に祈ってました。
―パットン投手が抑えたとき、「よっしゃー!」とベンチで声を上げてましたね。
本当に嬉しかったです。感謝してます。
―プロ初勝利のときは「内容がまだまだ」と言っていましたが、今日の内容はいかがでしたか。
今日はしっかり変化球を低めに集めて打たせて取れていたので、リズムも良くて良かったんじゃないかなと思います。
―今日のこの勝利から、自分からまた連勝を始めていきたいと言ってましたね。
この間の8連勝を超えられるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
―あらためて一言。
ファンの声援があってのこの勝利だと思うので、これからも応援よろしくお願いします。
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