プロボクサーを目指してトレーニング中の新宿・歌舞伎町のホスト神風永遠について、トレーナーを務める亀田興毅から「まだ気持ちが感じられない」と喝が飛んだ。5月にプロテストを受験する予定の永遠だが、不摂生のホスト生活がたたってか、度重なるけがが発生。思い通りに練習が進まなかった影響もあるが、興毅からはプロを目指す姿勢そのものについて厳しい声が飛んだ。

永遠が協栄ボクシングジムに「プロになりたいんで」と協栄ボクシングジムを訪れてから約7カ月。4月21日に放送されたAbemaTVのドキュメンタリー番組「ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~」では、その時スパーリングを行った亀田京之介とのマスボクシングの様子も紹介された。この時の戦いぶりに興毅の表情が険しくなった。「そんなジャブしか打たれへんのか。もっといけ!手、止めるな!最後まで出せ。出せって!」。プロテストまで時間がないことが分かっているだけに、余計に言葉が厳しくなった。
改めて永遠の様子について聞かれると興毅は「今必要なのは実戦練習。(合格は)きついですよ、正直。プロテストは2ラウンドのスパーリングですから。おれからすると頑張っていない。目標はプロボクサーなんだから。もっと気持ちは入れられる。奇跡は起こる。でもまだ奇跡を起こそうという気持ちが感じられない」と、足りない時間を埋める実戦練習と精神力を求めた。

永遠は4月28日、YouTuberでプロボクサーのジョー、元暴走族総長のユウタ、大阪ミナミの喧嘩最強ホスト・黒咲豪とのスパーリング3連戦を行うことが決定。AbemaTVでも生中継するという“荒療治”で、No.1ホストのプライドをかけたプロテスト合格に向けて、一気にブーストをかける。
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