21日『VS那須川天心 -那須川天心挑戦者決定トーナメント-』(AbemaTV)が放送された。
今週からはじまった『道場破り』のコーナーでは、天心がさまざまな未知の格闘技に挑戦することに。初回は「日本拳法」の道場に行くことになったが、「(日本拳法については)知らないんですよね。ルールもまったく分からない」という。
まさに未開拓の領域へのチャレンジとなったが、5月6日(日)にマリンメッセ福岡で開催される『RIZIN.10』の対戦相手である中村優作が偶然にも日本拳法出身ということもあり、「対策というか、(日本拳法が)どんなものなのか」と、天心も内容には興味津々の様子。
「メチャメチャ新鮮です。すごいワクワクしてます」と心を躍らせる天心は「キックでは無敗ですけど、こういう場所では、もしかしたら負けるかもしれない」と漏らしながらも、「逆にいきなり勝っちゃっても面白い」と、やる気は十分だ。
訪れたのは、千葉県習志野市にある日本拳法の道場「幸心館」で、数々の強豪選手を輩出してきた日本拳法の“虎の穴”。85年の歴史と約8000人の競技人口を持つ日本拳法は、実践性の高さから自衛隊にも取り入れられており、内容は突き、蹴り、投げ技、関節技ありという、MMAブームの遥か以前から存在している日本発祥の“総合格闘技”だ。
「みなさんお手柔らかに教えてください」と、緊張の面持ちで道場生の前で挨拶した天心だったが、稽古がはじまるとすぐに“神童”ぶりを発揮して、教えられた技をモノにしていく。さらには7キロもの防具を付けての稽古では、はじめてとは思えない持ち前のスピーディーな動きを披露して、対峙した船橋拳法倶楽部の宮本隼兵も「早いですね。順応力が高い」と評価していた。