左肩の違和感で開幕2軍スタートとなっていた横浜DeNAの今永昇太投手(24)が4月24日、対広島4回戦で今季初登板、初先発を果たしたが5回でKOされた。

昨季チーム最多の11勝をあげた左腕は、この日がようやく“開幕”。エース不在の中、チームは2年目の京山やルーキー東の活躍もあり、前日まで首位と満を持しての復帰登板となったが、初回に連打で2点を失うと、4回には広島會澤に一発を浴び、5回には守備の乱れも重なり4失点。結局5回を投げ失点7(自責点3)と試合を作れず降板した。
首位攻防の広島戦の初戦にぶつける形となったが、試合前にラミレス監督は「広島を倒さないと優勝できないので広島に照準を合わせた。広島はリーグでベストなチーム。うちのベストのピッチャーをぶつけるため、かなり前からここで投げさせるために調整してきた。6回100球くらい投げて、しっかり勝ちにつながるピッチングをしてほしい」と期待を込めて送り出したマウンドだったが、期待に応えることはできなかった。
降板後、今永は「初回から失点を許し、相手に勢いを与えてしまいました。その後も追加点を奪われ、粘り強く投げることができませんでした。調子は悪くなかったですが、全体的にボールが高く、頭の中を整理して投げることができなかったです。次回は同じミスをしないように、今日の投球をしっかりと見直します」と、投球内容を振り返っていた。
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