前カードのヤクルト戦から3連敗中の横浜DeNA。ハマスタで2試合、広島に大敗したが、アレックス・ラミレス監督(43)は、4月26日の試合前「長い連勝もあり、連敗もありますけど、しっかり連敗を終わらせる」と語った。

 連敗ストップをルーキーの東克樹に託す。「東は今のところ非常に安定しているのでこれを続けてもらえれば。そのためにも打者の援護が重要になってくるのでチーム一丸になって勝ちにいく」と、前回のハマスタでの巨人戦で8回途中無失点の左腕に期待を寄せた。

 好調なカープ打線に対し、東本人は「上位打線を出さないようにする必要がある。足でかきまわされないように、作戦を出させないように、先頭打者の出塁を防ぎたいです」と語った。横浜DeNAに相性の良い広島・松山竜平の前にランナーを出さないよう、先頭打者から慎重に投じたい。

 東は広島に対しオープン戦でも登板したことがなく、初対戦となる。横浜DeNAにとっては頼もしいデータがあり、広島相手に初顔合わせになった先発はここ3年間負けが付いていない。2016年の3月から石田健太、今永昇太、浜口遥大、飯塚悟史、先日の京山将弥と続く。“初もの”パワーで連敗ストップといきたいところだ。

 東への期待がかかるが、ここ2試合はエラーが目立ち大量失点につながってしまったケースがあり、野手も踏ん張りどころ。ラミレス監督は、昨日、プロ初ホームランを放ったルーキーの宮本秀明に明るい光を見ている。今シーズンは、昨年のようにレギュラーを固定するより、フレキシブルにスタメンを変えている。宮本の活躍で再び二遊間争いが話題になりそうだ。

 バッティングに関しては、倉本寿彦が「横浜スタジアムでは3割以上打っている」。「大和はここ5試合で.188と右打者に対して数字が出ていない」とラミレス監督の頭の中に入っている。データ重視のラミレス監督が、守備力とバッティングの率のバランスを考え、どのようにオーダーを模索し、ベストの状態にしていくか注目したい。

(C)AbemaTV

▶4/26 17:50~ 【プロ野球】横浜DeNAベイスターズvs広島東洋カープ

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