
漫画『あしたのジョー』の連載50周年を記念した「あしたのジョー展」の内覧会が27日に都内で行われ、漫画家のちばてつや(79)が出席した。
『あしたのジョー』は1968年から約5年間「週刊少年マガジン」で連載され、アニメ化や実写映画化もされてきた大人気漫画。同展では、主人公・矢吹丈とライバル・力石徹との試合の名場面をはじめ、漫画やアニメの原画約150点が展示されるほか、ちばが厳選した15場面がコメント付きで展示されている。
ちばは「私の原画だけではなく(原作担当の)梶原さんの原稿も、アニメのセル画や原画など、私も初めて見るものがたくさんあった。こんな素晴らしい展覧会をやってもらえて私もとても嬉しい」と喜びのコメント。
連載50周年という大きな節目を迎え、コミックの累計発行部数も2000万部以上という日本を代表する国民的漫画となった『あしたのジョー』。連載時の苦労はいまだに忘れられないといい、「ついこの間まで、特にラストシーンがなかなか決まらなくて苦しんでいたことを、つい2、3年前のように思えて。だから私のとっては何年もたっていないような感じですね」と語った。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)

