“亀田3兄弟”のいとこ、亀田京之介が5月5日に行われる渡辺和幸戦(4回戦 56.6キロ契約)を前に4日、前日計量に臨み、56.5キロでパス。涙の敗戦となったプロデビュー戦を糧に、プロ初勝利を目指す試合に向けて「すごい勝ち方しますよ」と豪語した。

京之介は1月1日のデビュー戦で、まさかの敗戦。試合直後は号泣したが、後に3兄弟の次男・大毅から「次負けたら引退や」と発破をかけられると、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志の指導を受け、さらには拓殖大学ボクシング部に出稽古に行くなど、異なる環境に身を置いて、自分をいじめ抜いた。
刺激によって成長したのか、取材には「仕上がり、めちゃめちゃいいです」と絶好調をアピール。「スピードもパンチもきれている。前回とは違いますね」と笑みも見せた。内山からは「とりあえず落ち着いてやれと言われました。前回は打ち合ってしまって、自分のボクシングじゃなかった。足を使って、自分のボクシングをして倒します」と、無謀に打ち合って敗れた反省を生かすつもりだ。
5月5日は3兄弟の長男・興毅が1試合限りの復帰戦、さらに三男・和毅が世界前哨戦のリングに上がる。「おれが最初やから、リングを温めて先につなげようかと。すごい勝ち方しますよ。見ていたらわかるんじゃないですか」と、コメントにも力がみなぎっていた。
試合の模様はAbemaTVで生中継される。
(C)AbemaTV


