ボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅(31)が5月5日、元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40)とバンタム級6回戦のスペシャルマッチを行い、2ラウンドTKOで勝利した。試合後、引退の10カウントゴングを聞くと思われたが、途中で自らストップ。まさかの引退撤回で「もう1人戦いたい相手がいる。ローマン・ゴンサレスです」と、もう1試合を終えてから引退すると宣言した。

 ローマン・ゴンサレスはニカラグア出身の元世界4階級王者の30歳。48戦46勝2敗38KOという、圧倒的な成績を残している。亀田は、試合後のリングで10カウントを「ちょっと申し訳ないんですけど」と制止すると「引退した後、戦い相手が2人いると言っていた。ボクサー亀田興毅は強い選手と戦いたい。世界で強いチャンピオンと言われていた人で、ローマン・ゴンサレスという選手と、どうにか拳を交えたい。自分の力だけではどうにもできるものではない。実現できるように、もしよろしければ力を貸していただきたい」と、リングの中央で語った。

 試合の実施は決まっておらず「往生際が悪くて申し訳ないです。亀田興毅、最後の現役復帰プラスワン。拳を交えることがあれば、完全に引退します。叶わないなら、静かに引退したいと思います」と、あくまでゴンサレス戦が前提の引退撤回であると強調した。

(C)AbemaTV

▶5/5 17:00~ 独占生中継「亀田興毅vsポンサクレック」JBC認可!史上初の禁断KOマッチ

独占生中継「亀田興毅vsポンサクレック」史上初!禁断の判定ナシKOマッチ | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
独占生中継「亀田興毅vsポンサクレック」史上初!禁断の判定ナシKOマッチ | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
出演者は、亀田興毅、ポンサクレック・ウォンジョン…です。