テレビ、ラジオで活躍し、最近では春麗のコスプレもネットで話題となった“筋肉アイドル”才木玲佳が、新たな栄冠を獲得した。

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(タイトル奪取を果たした才木と小橋の“マッスルJK”タッグ)

プロレスラーとしての主戦場である、東京女子プロレスの後楽園ホール大会(5月3日)。才木は“JKレスラー”小橋マリカと組んでNEO美威獅鬼軍(沙希様&アズサ・クリスティ)が持つTOKYOプリンセスタッグ王座に挑戦した。

今年に入り急成長、打倒・美威獅鬼軍に執念を燃やす小橋を見込んだ才木は、試合に向け合同トレーニングを重ねてきた。

戦前「NEO美威獅鬼軍は体が細い。パワーでねじ伏せたい」と語っていた才木は沙希様、アズサをまとめてブレーンバスターで投げ捨てるなど持ち味を全開に。また小橋もエルボー、チョップ、フロントネックロックといったシンプルな技で身につけたパワーを見せていく。また初遭遇となる才木と沙希様が強烈な蹴りを打ち合う場面も。

タッグ歴、連携で上回るNEO美威獅鬼軍が要所でリードする中、小橋はいつも以上の粘りを見せ、アズサのフィニッシャーであるクリスティ・アガペーも阻止。渾身のドロップキックからアズサをガッチリと抑え込んで3カウントを奪ってみせた。

「美威獅鬼軍に勝ちたくてここまで頑張ってきました」と“JKチャンピオン”となった小橋。才木も「このベルトはマリカが獲ったもの」と頑張りを称えた。才木は昨年8月に東京女子プロレスのシングル王座を獲得。1月に敗れているが、ここで2本目のベルトを巻いた。

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(負けを認めきれないアズサに対し、沙希様はあくまでも気高くコメント)

一方、思わぬ敗戦に取り乱したアズサだが、沙希様は「過ちを認めてこそ真の美しさ」、「これからも強く気高く美しく闘っていくだけ」とプライドに満ちたコメントを残している。小橋に対しても「おチョップとおエルボーが胸に響いたわ。これからあの小娘をバカにする者がいたら、実際に闘ってみればいい」と成長を認めた。

次のタッグ王座戦は、5月19日の北沢タウンホール大会。才木と小橋の“マッスルJK”タッグが伊藤麻希&瑞希の伊藤リスペクト軍団を迎え撃つ。唯我独尊、常に独自の道を進んできた伊藤がアイドルレスラーの中で唯一、意識する存在だというのが才木。昨年の1.4後楽園、タッグトーナメント1回戦など節目で闘ってきた両者が、いよいよタイトルマッチで対戦することになる。

文・橋本宗洋 

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