森友、加計、日報、セクハラの四重苦で青息吐息の安倍政権。先月のANNの世論調査では支持率は29%と、ついに"危険水域"と言われる2割台まで落ち込んだ。
 野党6党の審議拒否で、国会は空転が続き、安倍総理は「解散総選挙については私の頭の中にはまったくない。これははっきりと申し上げておきたい」(先月26日の参議院予算委員会)と否定しているが、永田町には解散風が吹き始めているようだ。自民党の森山裕国対委員長は「内閣不信任案が出されれば解散も一つの内閣の選択肢なのだろう」と示唆、安倍総理と面会した新党大地の鈴木宗男氏は「国民の理解を得るためには、あらゆる選択肢を考えて対応すると話した」と明かした。