『ワンダフルライフ』で1998年に銀幕デビューを飾った井浦新(当時はARATA名義)は、本年で俳優として20周年を迎える。様々な人物となり、スクリーンで躍動している井浦だが、「映画の世界でキャリアを積ませてもらって、勉強させてもらった」、「映画に対しての愛情は当たり前にものすごく深い」と、てらうことなく映画への想いを本インタビューにて語った。役や作品への向き合い方は、年を経て手練れになるどころか、「一本勝負の連続だ」と話し、真摯な姿勢に惹きつけられる。それこそが、唯一無二の存在として光り、オファーが引きも切らない理由なのかもしれない。