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 5月9日(水)、AbemaTVのバナナマン日村勇紀の冠番組『日村がゆく』が放送され、高校生たちが己のプライドをかけてオリジナルフォークソングで対決する「高校生フォークソンググランプリ」の第3弾が実施された。

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 今回出場した4人のなかでも、特に驚きを持って迎えられたのが、崎山蒼志くん(15歳・中学3年生 (※収録時は中学生だが、オンエアのタイミングでは高校生)。一見するとおとなしく、少しオドオドとした高校生に見えるが、今回彼は、中1のときに作った歌を披露、複雑なコード進行や独特の世界観を見せた。

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 若干4歳にして音楽と出会った崎山くんは、テレビから流れてきたビジュアル系バンド「ガゼット」の曲を聴いたのがきっかけで4歳からギターを始め、小学6年から楽曲制作を開始。既に、約300曲も制作しているという。その持ち歌の多さに審査員たちも「怪物です」と歌う前からその凄さに圧倒される。そして、中学1年生のときに作ったというアップテンポの楽曲「五月雨」を披露した。

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 楽曲を聞き終わると、審査員たちは「ファ~!」と雄叫び。日村は「なんだよ!嘘だろ!これ、本当に君が作ったのか?」と目を丸くした。

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 そして、「どうやって作ったの?」と質問すると、「中学1年のときに作ったんですけど…」「歌詞を書いて。そのときの悩みとか思ってることとかいろいろあって。そのときの気持ちはあまり覚えてないんですけど」と崎山くん。「何なの?この出だしの『裸足のままきてしまったようだ 東から走る魔法の夜』って」と質問を重ねると、崎山さんは「いやまぁ、そこはイメージです」とクールに回答し、日村は「俺、分からないよ~」と、そのレベルの高さに困惑していた。

 また、審査員のひとりである「スカート」の澤部渡は、「(この曲は)最初は開放弦が多めに始まるんですよ。弦がすごい暴れるのでオープニングにはもってこいのコードで。それがサビの部分にいくと、割とオーセンティックなコード進行になるんですよ。歌心をくすぐるコード進行。ポップスとかロックンロール的な快楽がある楽曲」とベタ褒め。これに日村は「褒め方の熱が違うもんね~」「マジですごい」とコメントを加えた。

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 さらに澤部が、「CからBはよくあるんですが、そこからBフラにいくっていうのが、すげぇ格好良いんですよね。僕は実はすごい好きなコード」と専門的な用語を連発。「しかもそれを1回しかやっていない!それが素晴らしい」とディテールを褒めると、日村は「1回しかやっていないのを(澤部さんは)見抜いたんすか?」「このやりあいが格好良すぎる」と羨望の眼差しを向けた。

 加えて、もうひとりのゲスト審査員「YOUR SONG IS GOOD」のサイトウ“JxJx”ジュンも「ギターワークももちろんだし、歌い方も自分の歌い方を知ってる人だなと」と称賛していた。

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『日村がゆく』はAbemaビデオにて配信中

(C)AbemaTV

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