5月10日、東京・新宿歌舞伎町ロフトプラスワンで映画『孤狼の血』公開記念トークイベント「東映じゃけぇ、何をしてもええんじゃ~第三夜~」が開催され、お笑いタレントの玉袋筋太郎、歌手でタレントの麻美ゆま、映画コメンテーターの赤ペン瀧川らが登壇。麻美が同作で主演を務める役所広司への興味を明かした。

同作の舞台は暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察と、暴力団組織間の激しい抗争を描くアウトローな「男」の映画だ。
イベントの前半には声優で俳優の大塚明夫が登場。大塚と玉袋ら登壇者たちは、手段を選ばない捜査方法からヤクザとの癒着を噂されるマル暴刑事・大上章吾役を演じた役所広司と、そのバディで広島大学出身のキャリア刑事・日岡秀一役を演じた松坂桃李を絶賛。大塚は「彼は綺麗な、汚れていない空気を背負ってスクリーンに出ているんですけど、葛藤しながら一歩一歩前に進んでいく成長物語でもあるじゃないですか。そこのドラマに舌を巻きましたね。なんで若いのにこんなにできるんだろうって」と松坂の演技を評価。麻美も「二人のあの関係性が見所というか。役所さんの松坂さんに対するちょっと不器用な感じもいいんですよね!」と熱弁。
これを受け、玉袋と赤ペン瀧川は「ママ(麻美)はどっちがタイプなの?」「抱かれるならどっちがいいんですか?」と質問。麻美は「迷いますねー」と魅力的な二人に悩みつつも、「教えたいなっていう気持ちもあるんですけど、役所さんみたいな方は経験したことがないので。ギャップみたいなところを見たいです。夜になるとどうなるのかなって。気になるところです」と役所(大上)を選んだ。
なお、麻美は「男のかっこよさ」について聞かれた際にも、「ギャップに弱い。怖いだけじゃなくて、時折見せる、言葉には出さない優しさみたいなものを出されると、弱いかな」と答えていた。

写真:野原誠治
テキスト:堤茜子
この記事の画像一覧



